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【巨人】最速159キロ右腕「どんどん感覚が良く」台湾WLで平均球速増&フォーク改良、奪三振率11・77

スポーツ報知 / 2024年12月20日 15時21分

キャッチボールする田村朋輝(カメラ・小林 泰斗)

 台湾で行われていたアジア・ウィンターリーグ(WL)に参加していた巨人の最速159キロ右腕・田村朋輝投手が20日、ジャイアンツ球場で自主トレを行い、異国での投球を総括した。同リーグでは先発1試合、救援8試合の計9試合に登板。守護神を任され防御率1・38、13イニングで投球回を上回る17奪三振で奪三振率は11・77をマークし「いいウィンターリーグを過ごせた」と充実感をにじませた。

 3軍でプレーした今季はテーマを脱力にフォームを見直してきたが、台湾では脱力と出力の両立に挑戦。シーズン中は149キロ程度だった直球の平均球速は、制球力と球質を保ったまま152~3キロまで上がり、最速156キロを記録。改良に取り組んだフォークにも自信を深め、「(抑えとして)緊張感のある場所で投げさせていただいた。1軍に行ったらもっと緊張感があるんだろうな、と思いながら投げていた。(フォークは)どんどん感覚が良くなった」と振り返った。

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