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女子・浜松開誠館初の4強以上へ…PG井口姫愛主将が引っ張る…全国高校バスケットボール選手権大会・23日開幕

スポーツ報知 / 2024年12月21日 7時28分

浜松開誠館の井口(右=カメラ・塩沢 武士)

 全国高校バスケットボール選手権大会(通称ウインターカップ=WC、東京体育館ほか)が23日に開幕する。9年連続出場となる女子の浜松開誠館は1回戦(23日)で近江兄弟社(滋賀)と激突。初の4強以上へ、PG井口姫愛(ひより)主将(3年)が引っ張る。

 小さな司令塔が、自然体で高校最後の大会に挑む。県内公式戦161連勝中と無敵の強豪で、入学してすぐメンバー入りした井口主将がW杯で完全燃焼を誓った。「1年の時はただただ緊張の連続。2年生は、とにかく必死だった。今年は最後。楽しもうと思ってます」と、笑顔で語った。

 登録は157センチだが、実際は「156・5センチ」という小柄なPG。1年時の6月に行われた東海総体で高校生の当たり強さを痛感させられた。「安城学園(愛知)に自分のところのポストプレーでやられた」。高さを補うための押し負けない体づくりに励んだ。主に下半身の強化をするために、1年秋からオフの月曜日にはトレーニングに通った。

 中高一貫校で全国優勝を経験した四日市メリノール学院中(三重)から上に進学せず、浜松開誠館に入学した。今夏の全国総体では3回戦で岐阜女に敗退。一方、かつての仲間がいるメリノール高は8強に進出した。「昔のチームメートの活躍はうれしかったけど、悔しさも半分あった」。高校でさらなる活躍を目指して静岡の高校を選んだだけに、旧友たちに負けたくないという思いが一段と芽生えた。

 開誠館のこれまでの過去最高成績は、2016年の8強。チームの目標は先輩超えの4強以上だ。「武器はスリーポイント。でも、そこだけにこだわらず、ドライブやジャンプシュートも決めたい」。3年間チームを引っ張ってきた井口が学校の歴史を塗り替える。(塩沢 武士)

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