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佐々木朗希の争奪戦は日本人所属球団が有利? 新たにカブスが面談予定と米報道 フィリーズは敗退

スポーツ報知 / 2024年12月21日 9時6分

佐々木朗希

 ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手(23)が20日(日本時間21日)、ロサンゼルスでカブスと面談する予定だと米ラジオ局「670 The Score」のB・レバイン記者が自身のXで伝えた。

 前日19日(同20日)にはメッツが朗希と面談したと地元紙「NYポスト」電子版などが報じた。佐々木が同システムの申請を行い、10日(同11日)に交渉が解禁されて以降、接触した球団名が伝えられたのは初めてだった。カブスの面談が実現した場合、交渉が明らかとなるのは2球団目。カブスは今永昇太投手、鈴木誠也外野手、メッツには千賀滉大投手と、ともに日本人所属の球団だ。しかも朗希の代理人を務めるJ・ウルフ氏は鈴木、千賀も顧客として抱えている。

 佐々木を巡っては代理人のウルフ氏がこれまで20球団以上から連絡を受けたことを明かしており、18日(同19日)にはヤンキースのキャッシュマンGMも近日中に面談する予定だと明言していた。同氏は1次選考として、オンライン面談を求めていたとされ、2次選考に進んだということになる。一方でこの日、「USAトゥデー」のB・ナイチンゲール記者が自身のXで「フィリーズは佐々木朗希の獲得プロセスに参加するよう招待されていない」と“敗退”を伝えた。

 来年1月23日(同24日)の交渉期限に向けて熱を帯びてきた“朗希争奪戦”だが、西海岸で大谷翔平投手&山本由伸投手を擁するドジャース、ダルビッシュ有投手&松井裕樹投手のパドレスが移籍先の本命とみられている。佐々木側が重要視する条件の詳細は明らかになっていないが、異国の地で戦う上で日本人選手の存在がカギを握っている可能性もある。

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