日本バレーボール協会の川合俊一会長が「オールジャパンバレーボール新事業開発プロジェクト」発表

フォトセッションに臨む日本バレーボール協会の川合俊一会長（右)、大同生命SVリーグの大河正明チェアマン

　日本バレーボール協会の川合俊一会長が２１日、新プロジェクト「オールジャパンバレーボール新事業開発プロジェクト（仮称）」を発表した。

　この日は、同プロジェクトで共同委員長を務める大同生命ＳＶリーグの大河正明チェアマンとともに、全日本選手権の会場であるＡｓｕｅアリーナ大阪で記者会見。「ＪＶＡ（日本バレーボール協会）とＳＶＬ（一般社団法人ＳＶリーグ）／ＪＶＬ（一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ）の連携を強化し、事業開発・マーケティング（市場戦略）の切り口から、事業規模拡大・競技力向上・普及促進に努め、（日本が）世界のバレーボール界をけん引していく存在となることを目指す」と目的を説明した。

　具体的には、「⑴マーケティング事業」「⑵ＩＤ・ファンクラブ戦略」「⑶育成・強化・普及活動」に尽力すると説明。映像活用事業の新規活用や、ＩＤ有効活用による新規事業連携（ファンクラブ・チケット・グッズなど）、社会人リーグ（６人制・９人制）振興策の共同立案・実施、普及プログラムの共同展開（全世代バレー教室・都道府県協会連携・ビーチバレー振興）などへの着手を示唆した。

　「一年を通し、いろんな場面バレーボールを盛り上げていこうというプロジェクト。ＳＶリーグで活躍している選手も、一年を通して日本バレーボール協会がしっかり見ていく、（リーグと）連携を取っていく」と川合会長。なお、この日は女子日本代表の次期監督についての言及はなかった。