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巨人・山崎伊織が菅野級エースへマー君に学ぶ「同じ兵庫県出身の方ですし、聞きたいことはたくさんありますね」

スポーツ報知 / 2024年12月22日 5時45分

明石ふるさと大使に任命された平内龍太(左)と山崎伊織(カメラ・義村 治子)

 巨人の山崎伊織投手(26)が21日、同じ兵庫出身の田中将大投手(36)の“取材魔”になることを誓った。来季、自由契約になった楽天からチームに加入する右腕を歓迎し、「同じ兵庫県出身の方ですし、聞きたいことはたくさん、本当にいっぱいありますね」と日米通算197勝の実績を誇る右腕からあらゆることを学び取る。

 田中将はかつて、名門ヤンキースでも先発ローテの一角を担っていたレジェンド。開幕投手を争う戸郷も「学べるところはあると思うので話はすごくしてみたい」と話していたが山崎伊もそれに続く。「田中さんも来ますけど、戸郷も引っ張ってくれると思うので、僕もそれに頑張って便乗してチームの力になれたら」と同僚になる幸運を無駄にはしない。

 すべては絶対エースに登りつめるためだ。今季15勝を挙げた東海大の先輩・菅野がオリオールズにFA移籍することが決定。「35歳の年で文句もない成績を残してメジャーに行かれる姿は本当にかっこいい。やっぱり僕もそういう姿になりたい」と思い描いた。メジャーを生き抜いた田中将はまさに生きた教材だ。

 この日は、地元の兵庫・明石市で「明石ふるさと大使」の委嘱式に同期入団の平内と出席し「小学校から知っていますし、一緒にジャイアンツを盛り上げて積極的に地元に恩返しができれば」と恩返しを誓った。その平内も来季は同じ先発としてスタートする。「ライバルなのでお互いに成長して、ジャイアンツの勝利にしっかり貢献したい」。同僚とも切磋琢磨(せっさたくま)しながら、さらに強い投手に変ぼうを遂げていく。(水上 智恵)

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