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昨季トップ昇格の姫路が初優勝!井上愛里沙&宮部藍梨のパリ五輪代表コンビが躍動…バレーボール皇后杯

スポーツ報知 / 2024年12月21日 19時43分

全日本選手権で初優勝を飾り、喜びを爆発させる姫路の選手たち

◆バレーボール ▽全日本選手権 女子決勝 姫路 3(19―25、23―25、25―15、25―20、15―13)2 SAGA久光(21日、Asueアリーナ大阪)

 女子決勝が行われ、昨季V2リーグからトップに昇格した姫路が、3大会ぶりの優勝を狙ったSAGA久光をフルセットの末に破り初優勝を飾った。

 第1、2セットはSAGA久光が小刻みな点の取り合いの末に連取。パリ五輪日本代表の荒木彩花が攻守で存在感を光らせた。

 だが、第3、4セットは追い込まれた姫路が意地を見せ、2―2で最終セットへ。

 15点先取の第5セットは、姫路が11―8と3点差をつけた後にSAGA久光が粘り強さを見せ、12―12の同点に。それでも、最後は姫路が突き放した。

 MVPにはこの日20得点の同代表のエース・井上愛里沙が選出。「このチームを勝たせるのが、自分の今日の役割だった。ひとまず勝ててうれしい」と笑みを浮かべた。

 また、13得点を決めた同代表の宮部藍梨は「一人ひとりが我慢して、苦しい時を乗り切る。私たちが今までやってきた戦い方が決勝で出せた」と納得の表情。日本代表コンビが大舞台で実力を発揮し、栄冠をつかみ取った。

 22日には同会場で男子決勝が予定され、連覇を狙う大阪ブルテオンとサントリーが激突する。

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