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神戸、前半10点リードもラストワンプレーで逆転許す…ラグビー・リーグワン開幕黒星

スポーツ報知 / 2024年12月22日 6時0分

タックルする神戸のロック、ブロディ・レタリック共同主将(左)

▽ラグビー・リーグワン 第1節 静岡 15(3―13、12―0)13 神戸(21日・ヤマハ)

 リーグワンが開幕した。初優勝を狙う神戸は静岡に逆転負けを喫し、黒星発進となった。

 ラストワンプレーで神戸の開幕戦勝利が消えた。13―8の後半45分。レッドカードとシンビン(一時退場)で2人少ない状況から、同点トライと勝ち越しのコンバージョンキックを許した。ロックのブロディ・レタリック共同主将(33)は「試合の終わり方に対してフラストレーションが溜まっている」と悔しさをにじませた。

 前半はチーム今季初トライを自ら奪うなど、10点差をつける展開だった。しかし「試合中盤、コントロールすべきところでできなかった」と話す通り後半は無得点のまま、同22分にはロックのジェラード・カウリートゥイオティ(32)が危険なプレーで退場。一転攻め込まれる展開となり、ロスタイムに力尽きた。

 まさかの逆転負けを喫したが、収穫もあった。昨季得点は647点のリーグ2位に対し、失点は459点で同7位。課題の守備では「カードを2枚出している状況ながら、自分たちの姿勢は誇りに思う」と手応えを口にした。阪神・淡路大震災から30年の節目と重なる今季、目指すはリーグワン初優勝。敗戦を糧に、次節(29日)の横浜との本拠地初戦こそは白星で飾る。(森口 登生)

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