島田麻央 ２１年ぶりジュニアで全日本Ｖへ最終調整 ４回転トウループ、トリプルアクセルを確認

練習でフリースケーティング（FS）の演技をみせる島田麻央（カメラ・岩田　大補）

◆フィギュアスケート　▽世界選手権代表選考会　全日本選手権　最終日（２２日、大阪・東和薬品ラクタブドーム）

　女子フリーに向けた公式練習が午前に行われ、世界ジュニア女王でショートプログラム（ＳＰ）２位の島田麻央（木下グループ）が、最終調整を行った。

　本番衣装でフリーの「窓から見える」の曲に乗り、４回転トウループ、トリプルアクセル（３回転半ジャンプ）は転倒。ただその後は３回転ルッツ―３回転トウループ、３回転サルコー―３回転トウループの連続ジャンプなどを次々と着氷。曲かけ前後には４回転、トリプルアクセルを入念に確認した。

　過去に２度出場した全日本は、いずれも３位。ジュニア選手が頂点に立てば、２００３年の安藤美姫以来２１年ぶり。そして名前の由来となった憧れの浅田真央さんより１か月早く、１６歳１か月での全日本Ｖとなる。「自分を信じて滑れたら」と語っていたフリーは２３番滑走、午後７時３１分に登場する。