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【M―1】「ワクワクするバカが現れた」バッテリィズに審査員が大絶賛!

スポーツ報知 / 2024年12月22日 20時58分

バッテリィズ

 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2024」の決勝が22日午後6時半からテレビ朝日系で生放送された。今大会は2001年の大会開始以降、史上最多1万330組のエントリー。史上初の連覇を狙う令和ロマンをはじめ、エバース、真空ジェシカ、ジョックロック、ダイタク、トム・ブラウン、バッテリィズ、ママタルト、ヤーレンズ、敗者復活・マユリカの10組で争われる。

 初の決勝舞台のバッテリィズは偉人の名言をネタに大爆笑を呼び、合計861点の高得点をマークした。

 若林正恭は「小難しい漫才が増えてくる時代の中で、ワクワクするバカが現れたなと。日本を明るくしてくれそうで」と絶賛。山内健司も「令和ロマンとかと違って、初見の人がほとんどだったと思うんですけれども、エースのバカな感じを開始15秒、20秒でお客さんに分からせて、そこからバカさを生かしたネタに引きずり込んでいく」とうなった。

 柴田英嗣は「(相方の)山崎さんもアホなところがあるんですけれども、こんなクリティカルなアホは初めて見た。あんだけ文句言っておいて、ちゃんと謝れるというところが素晴らしい。構成も良かったし、ツッコミもリズムをとって邪魔をしないというところが素晴らしい。漫才の妙みたいなところもありましたね」と称賛すると、礼二も「本当にシンプルで。わかりやすいアホと、ちょっとインテリに見える。4分を1番うまく使っていたんじゃないかなと思いますね。無理に笑いを取りにいくんじゃなく、ロートーンで入っていって尻上がりにドッと盛り上がったという。理想的だったと思います」とたたえた。

 ▼審査員の得点

 礼二(中川家)97点、海原ともこ(海原やすよ ともこ)97点、柴田英嗣(アンタッチャブル)96点、山内健司(かまいたち)96点、石田明(NON STYLE)97点、若林正恭(オードリー)95点、哲夫(笑い飯)95点、塙宣之(ナイツ)93点、博多大吉(博多華丸・大吉)95点

 ◆バッテリィズ 吉本興業所属。2017年コンビ結成。エース(えーす)。1994年11月2日、大阪府出身。30歳。182センチ、67キロ。寺家(じけ)。1990年8月7日、三重県出身。31歳。176センチ、72キロ。今回が初のM-1決勝進出。エースはNSC大阪36期、寺家は一般の36期。よしもと芸人で構成する草野球チーム「上方ホンキッキーズ」を創立。エースが投手、寺家が捕手を務めている。

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