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松田力也、トヨタ移籍初戦は悔しい逆転負け キック成功率100%と貢献も 「クロスゲームを勝たせられる選手に」

スポーツ報知 / 2024年12月22日 19時6分

パスを出すトヨタ・松田力也(カメラ・今成 良輔)

◆ラグビー ▽リーグワン第1節(22日、秩父宮) 東京ベイ30(10―21、20―6)27トヨタ

 昨季7位のトヨタ(旧トヨタ自動車)は、同6位の東京ベイ(旧クボタ)に劇的な逆転負けを喫して黒星発進。SO松田力也は今季、埼玉(旧パナソニック)からトヨタへ加入したが、移籍後初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 トヨタは前半で3トライを奪い、松田はいずれもコンバージョンキックを決め、21―10で折り返した。後半も2本のPGを決めるなど貢献したが、チームは追い上げを許し、同点で迎えた後半ロスタイムの43分に東京ベイのSOバーナード・フォーリーに劇的なDGで勝ち越され、同時に試合終了となった。

 松田は「トヨタ初戦で気合も入っていたし、いい準備もできていたが…」と唇をかんだ。司令塔として「圧倒的なリーダーシップでゲームを支配して、クロスゲームを勝たせられるような選手にならないといけない」と悔しそうに語った。

 また帝京大で同学年だったFW姫野和樹とは、再びチームメートになった。松田は盟友とのプレーに「ラグビーをわかっているし、いてほしいところにいてくれる。彼に預けていればしっかりボールもキープしてくれるし、相手(のディフェンス)もそこに寄ってくる。そこの裏表をしっかりつくっていきたい」と、さらなる連携アップを誓った。

 姫野も「(自分が)キャプテンをやっているが、彼がかなり負担を背負ってくれている部分はある。すごくいい関係でラグビーができているし、彼と一緒にプレーできるのはうれしい。今後も頼りにしている。チームしても、もっとよくなると思う」と松田の存在を頼もしく感じている様子だった。

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