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千葉百音は4位 瞳を真っ赤に「涙が込み上げてきた」 悔しさから芽生えた覚悟「来季絶対4回転」

スポーツ報知 / 2024年12月22日 20時31分

フリースケーティング(FS)の演技をみせる千葉百音(カメラ・岩田 大補)

 ◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 最終日(22日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位で、GPファイナル銀メダリストの19歳、千葉百音(木下アカデミー)は130・97点、合計205・69点で4位。2年連続の表彰台とはならなかった。

 試合後は瞳を真っ赤にして取材に応じ、「(GP)シリーズとファイナル、いい結果を残してきたからこそフリーのミスは響いていて、率直に悔しい思いが強い。着替えたりしてる間に、気持ちは次の試合に向かってる感じがしてきて、『来季絶対4回転入れてやるぞ!』という気持ちが芽生えてきた」と語った。

 演技では、3回転サルコーで転倒のミスがあり得点が伸びず「泣かないと思ってたけど、涙が込み上げてきた。サルコーが昔から苦手でもあり、今季は緊張した場面でも踏ん張って跳べていた。全日本の緊張した場面で出た。明日の練習から、強いジャンプを跳べるように練習していきたい」と誓った。

 前回大会は「背水の陣」で挑みシニア1年目で2位に入った。そしてGPファイナル銀メダリストの肩書を持って迎える今大会は「維持」を掲げる。11月から4戦目と過密日程の中、ここまで3戦全て合計200点の大台超えと抜群の安定感。体の疲労感は隠せずも、前向きに「精神的には意外とリズム良くいけてる」。勢いのまま全日本を迎えていた。

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