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島田麻央が自己最高の全日本2位 「来年は優勝したい気持ち芽生えた」…大会通しトリプルアクセル計2本着氷

スポーツ報知 / 2024年12月22日 21時22分

表彰式で笑顔をみせる(左から)2位?島田麻央、優勝した坂本花織、3位? 樋口新葉(カメラ・岩田 大補)

◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 最終日(22日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位発進した16歳の島田麻央(木下グループ)は、143・42点、合計219・00点で自己最高の2位に入った。2003年の安藤美姫以来21年ぶりにジュニア選手での優勝、また名前の由来となった憧れの浅田真央さんと同じ高1での全日本初制覇はならずも、シニアの先輩スケーターに果敢に立ち向かった。

 冒頭にはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。続く4回転トウループは転倒も、ここから立て直す力こそが島田の強さ。以降は次々ジャンプを降りてみせた。

 試合後は「すばらしい選手が集まる全日本選手権で2位になれたことは本当にうれしいし、4回転の失敗はあったけどその他はミスすることなく滑り切れたので、自分に打ち勝つことができて、その部分がうれしい。2位になった分、来年は優勝したいという気持ちも芽生えた」と語った。

 島田はジュニア転向後、ISU公認の国際大会でも13戦全勝中。過去、全日本には2度出場し、いずれも3位の表彰台に上がっていた。全日本ジュニアでは現在、前人未到の4連覇中。その強さのあまり、ファンから「麻央さま」と呼ばれる。

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