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神戸大・壷井達也の日常は「スケート、大学、食事、睡眠」 初の世界選手権代表に同門・坂本花織も涙

スポーツ報知 / 2024年12月23日 10時33分

会見に出席した壷井達也(前列左)ら世界選手権代表(カメラ・岩田 大補)

 フィギュアスケートの世界選手権(3月24~30日、米国・ボストン)代表が大阪・東和薬品ラクタブドームで会見に出席。意気込みを語った。

 男子で全日本選手権3位に入り、初の世界選手権切符を手にした壷井達也(シスメックス)は「携帯を更新して、あ、まだか、更新して、あ、まだかみたいな感じで発表を待っていた。うれしいという気持ちと、絶対にここでやりきらないといけないな、という強い責任感を感じた」と代表入りの瞬間を振り返った。

 神戸大・国際人間科学部4年の壷井は、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪シーズンとなる来季1年は、大学を休学してスケートに専念することを決めている。卒論はフィギュアスケートのジャンプを研究した。「1月末に締め切りはあるので、一応完成はさせて、提出できる形で1年保管して来年卒業するという形にしようと思っている」といい、「全日本までも実験をしたり、データを分析したり、本当にスケートと大学、食事、睡眠、この4つ以外は何もしていないみたいな日々を過ごしてきた。これから3か月は本当にスケートで結果を残すことが大事。息抜きとして本を読んだりり勉強をしつつ、スケートに全力を注ぐ3か月間にしたい」と口にした。

 女子で66年ぶりの4連覇がかかる坂本花織(シスメックス)は、「代表発表になったよ」と関係者から声をかけられ、選手名が張り出されている場所まで見に行った。「壷井選手が選ばれたことが自分の中では一番うれしかった。普通に、泣きました」と明かした。

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