大分復帰のＣ大阪・清武弘嗣、元同僚で神戸から長崎移籍の山口蛍に「時代は流れる。ピッチで戦えるのは幸せ」

ヨドコウ桜スタジアムで退団セレモニーを行った元日本代表MF清武弘嗣（カメラ・森脇　瑠香）

　Ｃ大阪で１０年間プレーした元日本代表ＭＦ清武弘嗣が２３日、ヨドコウ桜スタジアムで退団セレモニーを行った。サポーターには「まだまだ引退しない」と宣言した。

　来季は１５年ぶりにＪ２大分への移籍が決定し、「もう少し現役で頑張ろうと思う」と３５歳は意気込んだ。この日、日本代表でもＣ大阪でも、ともにプレーした神戸ＭＦ山口蛍がＪ２長崎へ移籍すると発表された。「蛍とはずっと連絡とっていた。蛍の気持ちもすごくわかるし。蛍が決めたこと。蛍の決断は相当な覚悟がいる。２連覇のキャプテンがＪ２にいく。相当な決断がいると思う、覚悟がいる」と主将として神戸を連覇に導いた山口をたたえた。

　契約満了で退団となったため、「僕がどうこうできる話じゃない。満了で。時代は流れるもの。しょうがない。自分も受け入れないといけない」と話し、「（山口と）またピッチで戦えるのは幸せ。またユニホーム交換できるのはうれしい」と前向きに捉え、笑顔を見せた。