前巨人・菊田拡和がミキハウスで現役続行「都市対抗・日本選手権での優勝目指す」桜井俊貴、高橋優貴に続くＧ戦士加入

ミキハウスで現役を続行する菊田拡和(ミキハウス提供)

　社会人野球のミキハウス硬式野球部は２５日、来年１月１日から菊田拡和内野手が新加入すると発表した。今季まで巨人に在籍した２３歳の内野手は「この度、ミキハウス硬式野球部とご縁をいただき、入社することになりました。練習に参加させていただいた時に、とても明るく元気なチームだなという印象を受けました。自分の持ち味にもマッチしていて、このチームで野球がしたいという気持ちになりました」とコメントを寄せた。

　菊田は「常総のバレンティン」の異名で注目を集め、常総学院から１９年のドラフト３位で巨人に入団。１８２センチ、９４キロの恵まれた体格で長距離砲として期待された。２３年には１軍に初出場したが、５打数無安打でプロ初ヒットはマークできず。今季は腰を痛めたこともあり、９月３０日に戦力外通告を受けていた。

　ミキハウスには１５年の巨人のドラフト１位の桜井俊貴が在籍し、来年からは１８年の同ドラフト１位の高橋優貴も加入が内定している。菊田は「社会人野球はとてもレベルが高く、この先の野球人生でも自分を高めることができるステージだと思っています。プロで経験したことを最大限に生かし、都市対抗・日本選手権での優勝を目指して全力で頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。