阪神、被本塁打セ最少の51…才木は甲子園で最長71回2/3被弾なし
スポーツ報知 / 2024年12月26日 11時30分
阪神はシーズンの被本塁打数がセ・リーグ最少の51。1シーズンの被本塁打数ではリーグ9番目の少なさだ。1試合平均の被本塁打数で見ると0.357で、セ・リーグでは54年の中日(0.300)に次いで2番目に少ない数字だ。
対戦相手別では広島にわずか3本。51年国鉄の4から球団のシーズン対戦相手別被本塁打数最少を更新した。
また、4月9日の広島戦から同26日のヤクルト戦まで15試合連続被本塁打なしの球団記録も樹立。1リーグ制も含めると43年の40試合があるが、2リーグ制以降ではこれまで55年7月24日の国鉄戦(ダブルヘッダーの第2試合)から8月13日の中日戦までの14試合が最長だった。セ・リーグ全体でも50年に中日がマークした17試合に次ぎ、52、59年の広島の15試合と並んで2番目の記録となった。
▼…リーグ登板数で1位が桐敷の70、2位が岩崎の60。球団でリーグ登板数の上位2人を占めたのは藤川球児80、ウィリアムス75が1、2位だった05年以来19年ぶり6度目。
▼…桐敷は65回1/3で被本塁打0。今年は被本塁打0の投手の中で最長イニングを投げた。セ・リーグでは11年浅尾拓也(中)の87回1/3、09年シュルツ(広)の75回に次いで3番目に長いイニングを投げて一発を浴びていない。
▼…才木は甲子園で71回2/3を投げて被本塁打0。球団の甲子園でシーズン被本塁打0の投手の最長イニングは55年藤村隆男の48回2/3だったが、それを更新した。
▼…西勇は今年21試合で先発。11年のオリックス時代から297試合連続先発とし、シーズン途中で02~16年三浦大輔(D)の294試合を抜いて3位となった。1位は73~84年山内新一(神)の311試合で、2位は09~21年石川(ヤ)の306試合。
▼…捕手では梅野が92試合、坂本が63試合、長坂が4試合、栄枝が1試合出場。4人出場も捕逸はシーズン0で、16年のオリックスに次いでプロ野球2度目のシーズン捕逸0をマークした。セでは79年広島の1を更新し、最少。球団の最少捕逸はこれまで13、20、21、22、23年の3だった。
▼…巨人戦で3月29~31日まで開幕から25イニング連続無得点でセ・リーグ新記録。従来の記録は88年阪神、23年広島の18だった。
▼…4月7日のヤクルト戦(●1―3)から10戦連続2得点以下。球団では59年8月、12年4~5月に並ぶワースト。
▼…延長戦が22試合(8勝8敗6分け)。41年の21試合(11勝5敗5分け)を上回り、球団のシーズン最多だ。
▼…外国人野手の最多出場はノイジーの49試合。日系人を除いて球団で初の外国人が加入した60年以降で、50試合以上外国人野手が在籍しながら1人も出場しなかったのは59、64、67、17年に次いで5度目だ。
▼…切り込み隊長を務める近本は160安打。新人から6年での通算安打を933とし、長嶋茂雄(巨)の926本を抜いて1位に。また、6年連続100安打以上で、新人から6年連続の100安打は球団では8年連続(53~60年)の吉田義男に次ぎ、2人目。
▼…左右の投手どちらも苦にしない近本は左投手との対戦で181打数70安打。打率.387は100打席以上の打者で両リーグトップだ。2リーグ制以降の球団の左打者(100打席以上)では10年の平野恵一の.399に次いで2番目。
▼…森下は7月21日の広島戦から8月4日のDeNA戦まで10試合連続打点。プロ野球19人目となったが、23歳11か月は最年少となった。期間中は39打数18安打15打点で打率.462の活躍。また、球団では初となる同一シーズンで8試合以上連続打点2度もマークした。
▼…佐藤輝は133三振。新人から4年連続で100三振以上は85~88年の広沢克己(ヤ)以来2人目。また、加入から4年で通算582三振は外国人選手を含めても、ブライアント(近鉄=88~91年)の576を抜いて最多。
▼…中野は全143試合に出場も打率.232で最下位(規定打席以上)。セの全試合出場で打率最下位(同)は71年辻恭彦(神=.193)、73年衣笠祥雄(広=.207)、86年同(広=.205)、19年村上(ヤ=.231)に次ぎ4人目5度目。
▼…35犠打で23年に続いて2年連続でリーグ最多の中野。球団でリーグ最多2年連続以上は吉田義男(53、54年、59、60年)、和田豊(88、89年)に次いで3人目4度目。(恩田 諭)
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