パリ五輪銅メダル・早田ひな、Ｔリーグ復帰戦はダブルスで惜敗…赤江夏星とのペアで梅村優香、塩見真希組に１―２

Tリーグのダブルスに出場した日本生命・早田ひな（カメラ・南部　俊太）

◆卓球▽Ｔリーグ（２６日、大阪・貝塚コスモスシアター）

　今夏のパリ五輪・卓球女子シングルスで銅メダルを獲得した早田ひな（日本生命）が２６日、五輪後初めてＴリーグの試合に出場した。リーグ３位のチームを代表し、赤江夏星とのペアで第１試合・ダブルスに登場。だが、同５位の九州・梅村優香、塩見真希組に１―２で惜敗した。

　第１セットを８―１１で落とした早田、赤江ペア。第２セットでは、早田の強烈なスマッシュで２点目を決めると、その後は勢いそのままに１１―７でセットを奪い返した。

　勝負の第３セットでは、１１―１１から痛恨の２失点。早田はＴリーグ復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

　来年１月には、シングルスで３連覇が懸かる全日本選手権（東京体育館）が待つ。同５月の世界選手権個人戦（カタール・ドーハ）出場に向け、今年１０月のアジア選手権で出場権を得られなかった早田にとって、代表選考が懸かった重要な大会となる。