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元巨人“キムタク”ジュニア、渡辺雄太の前でIH準V校破り延岡学園8強入り

スポーツ報知 / 2024年12月27日 6時30分

攻め込む延岡学園・木村俊生

◆バスケットボール全国高校選手権・第4日▽男子3回戦 延岡学園(宮崎)81―67美濃加茂(岐阜1位)(26日、東京体育館)

 男子3回戦が行われ、2年連続出場の延岡学園(宮崎)が81―67で美濃加茂(岐阜1位)を破り、5年ぶりの8強入りを決めた。プロ野球・元巨人の故・拓也さん(享年37)を父に持つポイントガードの木村俊生(としき、3年)は8得点3アシストで貢献。楠元龍水(りゅうすい)監督(30)と香川・尽誠学園高時代のチームメートだった渡辺雄太(30)=千葉J=も観戦に訪れ、応援を背にインターハイ準V校から勝利をもぎ取った。

 延岡学園がV候補を打ち破り、歓喜に浸った。第3クオーター(Q)で相手を突き放し、5年ぶりの8強入り。木村は「ディフェンスで、前からしっかり当てていけた。インターハイ準優勝校に勝てて、とてもうれしい」と笑みを浮かべた。前回大会の1回戦で敗れた相手に雪辱した。

 強豪相手に8点リードして折り返したが、油断はなし。ハーフタイムには、コーチと選手が一体となって約5分のミーティングを行い、気を引き締めた。「ミスが起きた時に下向かないように、全員で声をかけようという話をしていた」と木村。第3Qではレイアップシュートを2本決め、チームを勢いに乗せた。

 コート脇には千葉Jの日本代表・渡辺の姿があった。指揮官とは尽誠学園でともにプレーし、今でも連絡を取る間柄。延岡学園の好プレーに拍手を送り、勝利後には楠元監督とハグを交わした。元NBAプレーヤーを前に木村は「いいプレーをして、渡辺さんに見てもらえるように頑張った」と力に変えた。

 12年ぶりの優勝へ、準々決勝は鳥取城北と対戦する。木村は「強気のプレーをしていきたい」。渡辺も会場を離れる直前に「明日(27日)も来ます」と楠元監督に伝えた。強力な後押しを受け、快進撃を続ける。(富張 萌黄)

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