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【大学駅伝】京都産業大・桒田大樹の決意 今季越えられなかった「関東の壁」 へリベンジ誓う

スポーツ報知 / 2024年12月27日 14時26分

京産大・桒田大樹

 11月16日に京都・京丹後市で行われた第86回関西学生対校駅伝競走大会(丹後大学駅伝、 8区間74.4km)で京都産業大学が連覇を果たした。来年の出雲全日本大学選抜駅伝(出雲駅伝)の出場権も獲得。新しく主将となった桒田大樹(3年・経営学部)は今年かなわなかった関東の壁を越えるチームを作ろうと闘志を燃やしている。

 2024年、チームは『出雲・全日本8位入賞』と『丹後駅伝連覇』という2つの目標を掲げていた。4大会ぶりとなった10月の出雲駅伝は12位、11月の全日本大学駅伝では16位と目標には届かなかったものの、どちらも関東勢を除くとトップでフィニッシュ。今年最後の大一番・丹後駅伝に向けて収穫のあるレースとなった。

 迎えた丹後駅伝でアンカーを任された桒田には、4年生にとってラストレースとなる今大会に並々ならぬ思いがあった。「去年までとは違い自分が負けてはいけない立場になった」。大きなプレッシャーもかかるなか1位で襷(たすき)を受け取ると、リードを生かして見事に連覇を達成した。

 その一方で、3年生以下の選手による区間賞獲得は叶わなかった。「チームの流れには乗れたが、4年生に頼ってしまった。僕も含め、プレッシャーがかかる試合で実力を発揮できない選手が多い。来シーズンに向けて、チームとして勝ち切る力をつけていかないといけない」と戦力強化を誓った。

 関東の選手にも引けを取らなかった京産大のダブルエース、小嶋郁依斗(4年・現代社会学部)、中村光稀(4年・法学部)などが引退し、来季以降の戦力に不安も少なくない。しかし「先輩たちがずっと目標に掲げていた関東と戦えるチームを作っていきたい」と強く意気込む。尊敬する4年生から託された『出雲・全日本8位入賞』。伝統の襷に込められた先輩らの思いを胸に、新チームが始動する。(新川姫優)

 ◆桒田大樹(くわだ・だいき)2003年8月22日、広島県福山市生まれ。神辺旭高卒。今年の関西インカレでは、ロードの部と3000m障害の2種目で準優勝。出雲駅伝では最長区間のアンカーを任され、総合12位でフィニッシュラインを踏んだ。試合前のルーティーンは洋楽を聴くこと。177cm、59kg。

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