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【オリックス】森友哉がソフトバンクに入団した天敵右腕攻略に意欲 カード別では最多20勝献上

スポーツ報知 / 2024年12月28日 5時0分

野球教室で小学生を指導するオリックス・森(中央)

 オリックス・森友哉捕手(29)が27日、レッドソックス傘下3Aからソフトバンクに入団した上沢の「再攻略」に意欲を見せた。日本ハム時代にはチーム全体で苦手とし、カード別では最多となる20勝(8敗)を献上。V奪回へ避けて通れない天敵右腕に目を向け、イメージを膨らませた。

 「めちゃくちゃいい投手です。調子のいい時は何もやらせてくれない。相手からすると、厄介な投手がソフトバンクに入ったという感じです」。西武時代から対戦成績は、66打数21安打の打率3割1分8厘、1本塁打。「(相性の)いい方は、あまり関係ない。(みずほ)ペイペイでの対戦が一回もないので、そこでどうなるか」と真剣勝負を心待ちにしている。

 この日は地元の大阪・堺市内で野球教室「第2回夢道場」に参加。森とともに110人の小学生を指導した頓宮も22打数8安打、打率3割6分4厘と好相性で「どの投手が来ても打てるように、しっかりとタイミングを取ってやりたい」と気合十分だ。ソフトバンク自体も優勝を争う最大のライバルとなりそう。帰ってきたオリキラーは、2人の上沢キラーが退治する。(長田 亨)

 〇…オリックス・湊球団社長が「3連覇時代」の再来を指令した。京セラDで仕事納め。今季は5位に沈んだが「(低迷が続いた)暗黒期を知っているからダメなんです。元に戻ると考えることが、下を向いているんですよ。今の現実は3連覇に戻る。プラス思考でやって」と熱く訴えかけた。今季は主催公式戦の入場者数が球団史上初めて200万人を突破し、来年が阪神・淡路大震災から30年。「自分たちは強いと信じること。球団として非常に大事で、勝負の年だと思う」と力を込めた。

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