近大和歌山が６度目出場でうれしい花園初勝利！１年生ＷＴＢ伊藤吏雄が２トライの活躍…全国高校ラグビー

前半、近大和歌山・伊藤吏雄（中）が先制トライを決め、チームメートから祝福される（カメラ・馬場　秀則）

◆全国高校ラグビー第２日　▽１回戦　近大和歌山２９―７坂出第一（２８日・花園第２）

　近大和歌山が快勝し、２回戦へと駒を進めた。４大会連続６度目の出場で、うれしい花園初勝利。一方、敗れた坂出第一（香川）は３大会ぶり５度目の出場だったが、同初勝利とはならなかった。

　両軍無得点の前半、ラストパスを受け取ったＷＴＢ伊藤吏雄（りお、１年）がインゴールに飛び込み、先制トライに成功した。７―０からは伊藤が再びトライ。その後、右ロックの駒吉凛太郎（２年）、ＮＯ８高尾瑛光（あきみつ、３年）にもトライが生まれ、２４―０で前半を折り返した。

　後半は相手ＣＴＢ中田雅也（３年）のトライなどで７点を失ったものの、それ以上の失点は許さず。ＮＯ８高尾がこの日２つ目のトライを決めた直後にノーサイドの笛が鳴り、２９―７で記念すべき「聖地１勝」をつかみ取った。