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第103回全国高校サッカー選手権が開幕 大分鶴崎・志賀杏陸主将が宣誓「今までやってきたことを信じ、自分を信じ、仲間を信じ」

スポーツ報知 / 2024年12月28日 14時10分

開会式で選手宣誓する大分鶴崎の志賀杏陸(カメラ・今西 淳)

◆第103回全国高校サッカー選手権▽1回戦 帝京ー京都橘(28日・国立競技場)

 第103回全国高校サッカー選手権が28日、東京・国立競技場で開幕した。前年度優勝校の青森山田(青森)を先頭に、各出場校が入場行進をした。

 選手宣誓は大分鶴崎(大分)の志賀杏陸(あんり)主将(3年)が務め、堂々と宣誓を読み上げた。

 「私たち代表校48校は、103回目の開催となる歴史と伝統ある全国高等学校サッカー選手権大会に出場できることを大変うれしく思います。今年は7月から9月にかけて、パリでオリンピックとパラリンピックが開催されました。最後まで諦めずに代表選手としてのプライドを持ち、全力でプレーする姿に心を打たれました。また森保一監督率いる日本代表がW杯アジア最終予選で現在、快進撃を続けています。この選手権大会に出場する選手の中から将来、日本代表のユニフォームに袖を通し、活躍する選手が誕生することを信じています。そして今日、ここに立ちたかった仲間、地区大会で涙を流した仲間がたくさんいます。私たちはその仲間たちの思いを受け、郷土の代表として今、国立競技場に立っています。その代表としての誇りと責任感を持ってこの大会に臨みます。高校3年間、サッカーを続けて、うまくいかない日も何度も経験してきました。そんな日は焦らず、腐らず、怠らずに、常に前を向き、たまに訪れるうまくいく日には保護者の方々を始め、今まで支えてくださった全ての人への感謝の気持ちを忘れずに過ごしてきました。今までやってきたことを信じ、自分を信じ、仲間を信じ、終了の笛が鳴るまで全力でプレーすることをここに誓います」

 開会式の後には戦後最多の優勝回数(6回)を誇り、15年ぶりの出場を果たした帝京(東京B)と京都橘(京都)が対戦する。

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