【紅白リハ】Ｍｒｓ．ＧＲＥＥＮ ＡＰＰＬＥ、２年連続２回目出場「今年も舞台袖で有名な方を見たい」

紅白歌合戦リハーサル取材に登場したＭｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥ（カメラ・小泉　洋樹）

　大みそかの第７５回ＮＨＫ紅白歌合戦（後７時２０分）のリハーサル２日目が２９日、東京・渋谷のＮＨＫホールでスタートした。

　３人組バンドのＭｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥは２年連続２回目の出場。「青と夏～ライラック　紅白ＳＰ」を披露する。ボーカルの大森元貴は「気を引き締めて。今年も楽しみたい。今年も舞台袖で色んな有名な方を見たい。『芸能人だ！　ミュージシャンだ！』と思いながら、今年も楽しみたい。同世代の方も出られるので、仲間が増えてうれしい。ちなみに衣装は自前。祖父からいただいているはんてんです」とはにかんだ。

　「青と夏」（２０１８年）は、同バンドで初めてストリーミング再生回数５億回を突破した楽曲で、最も再生されているナンバー。発売から６年が経（た）ったが、人気は根強く、今年のビルボードジャパン上半期総合ソングでもトップ２５にランクインした。

　「ライラック」は今年４月に配信リリースされ、テレビ東京系アニメ「忘却バッテリー」のオープニングテーマに使用された。

　今年も日本レコード大賞、ＮＨＫ紅白歌合戦への出場が決まっており、令和の音楽シーンをけん引する存在だ。１年を振り返り大森は「怒涛の１年でした。濃密でした。今月が何月か分からなくなるくらいでした。漢字一文字で今年を表すとしたら『学』。明日のレコード大賞はとにかく楽しみたい。でも、たぎっているものはあります」と話した。

　デビュー１０周年を控え、来年は２月に初の韓国単独公演、７月に横浜市の山下埠頭（ふとう）で２日間、１０万人動員の野外ライブが決定している。大森は「応援してくださっている皆さまに直接感謝を届けたい。来年は感謝を伝える１年にしたい」と明かした。