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【紅白リハ】石川さゆり、21年ぶり「能登半島」歌唱に「今歌わずしていつ歌うのか。エール届けたい」

スポーツ報知 / 2024年12月29日 15時29分

リハーサル取材に登場した石川さゆり(カメラ・小泉 洋樹)

 大みそかの第75回NHK紅白歌合戦(後7時20分)のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。

 紅組最多の47回目出場になる歌手の石川は、トリ前で「能登半島」を届ける。「コンサート、レコーディング、テレビ番組をやって、1年を過ごしてきて、終点が紅白。歌い手にとって、自分たちにとっての頑張りましたのご褒美。スタッフと走って締めくくりだと思って。いろいろ能登半島で地震があって、豪雨があって、お心に元気を届けたい。来年こそ、大きな笑顔になれるように歌いたいです」と意気込んだ。

 2007年からは「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」を歌唱したが、1月の能登半島地震、9月の豪雨で大きな被害を受けた石川県の被災地域に思いをはせ、03年以来21年ぶりに「能登半島」を歌唱する。29日付で能登町復興応援特命大使にも就任した石川は「今歌わずしていつ歌うのか。被災地のエール届けたい」と熱意を伝えた。

 本番では、出演者に輪島塗をプレゼントする計画もあるようで、「輪島の職人さんたちに仕事を届けて、伝統工芸を伝えたいと思って。能登の人たちの中には、輪島塗を手放す人たちもいて。それを集めている友人が、リボーンして、再生した輪島塗を出演者にとどけたい。復興のために自分ができることを、少しずつできれば」と言葉に力を込めた。

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