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【高校サッカー】愛工大名電が6得点で選手権初勝利 “蒲地ツインズ”兄がオウンゴールも弟が同点弾

スポーツ報知 / 2024年12月29日 15時49分

後半、愛工大名電の双子の兄弟の蒲地陽汰(4)と蒲地壮汰(7)(カメラ・今成 良輔)

◆第103回全国高校サッカー選手権▽1回戦 愛工大名電(愛知)6―3明誠(島根)(29日・駒沢陸上競技場)

 5大会ぶり2度目の出場となった愛工大名電が、初出場の明誠を6―3と下し、選手権初勝利を挙げた。前回出場した19年度大会では初戦で筑陽学園に0―1と敗れており、同校にとっては初勝利、初ゴールの記念すべき一戦となった。

 前半27分、相手シュートをGK水谷準乃右(じゅんのすけ=3年)がはじいたこぼれ球が、チームの中核を担う“蒲池ツインズ”の兄・キャプテンのDF蒲地陽汰(3年)に当たってゴールへ。不運なオウンゴールにより先制を許した。しかし直後の同29分、弟・MF蒲地壮汰(3年)が、右サイドからのラストパスを決めて同点に。兄が絡んだ失点を、弟がすぐに取り返して試合の流れをつかむと、これがゴールラッシュの口火に。チームメートも躍動し、計6ゴールを奪って逆転勝利。2度目となる選手権の舞台で、初の初戦突破を果たした。

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