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【高校サッカー】東北学院 42大会ぶりの選手権勝利…FK、CK、カウンターと多彩な得点パターンで3得点

スポーツ報知 / 2024年12月29日 15時53分

後半36分、東北学院・佐々木智貴(左)がチーム3点目のゴールを決める (カメラ・堺 恒志)

◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽1回戦 東北学院(宮城)3―1奈良育英(奈良)(29日・ニッパツ)

 37大会ぶり5度目出場の東北学院は奈良育英に3―1で勝利し、同校最高の8強を記録した82年度大会以来42大会ぶりの選手権勝利を収めた。

 東北学院は前半7分、エリア手前3m程の位置でFKをもらうと、背番号10番のMF佐藤成真(なるま、3年)が直接ゴールを狙う。佐藤から放たれたシュートはゴール右隅に吸い込まれ、幸先良く先制点を手にした。

 前半ATに1点返されて同点にされるも、後半7分に右のCKから主将の阿部幹大(3年)が頭で押し込み勝ち越し。さらに後半36分にはGKのロングフィードからMF佐々木智貴(3年)が抜け出すと、相手DFとコンタクトしながら詰めてきたGKを右にかわし、ゴールへ3点目を流し込んだ。

 4大会連続17度目の出場の奈良育英は、3大会連続の初戦敗退。三度目の正直とはならなかった。

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