1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

SVリーグ・PFUのエース、バルデス・メリーサが26点も逆転負け…“正月返上”で次戦へ

スポーツ報知 / 2024年12月29日 18時46分

ボールが楕円形に見えるほどに強烈なスパイクを放つPFUのメリーサ

◆大同生命SVリーグ女子・第10節 岡山3-2PFU(29日、とり野菜みそBLUECATS ARENA)

 9位のPFUブルーキャッツ石川かほくは、2-3で12位の岡山シーガルズを逆転負けを喫した。1270人の観客がホームで後押ししたが、フルセットの末に敗れ、今年最後のゲームで白星を逃した。エースでアウトサイドヒッター(OH)のバルデス・メリーサ(22)がサービスエース1本を含む26得点、OH川崎鈴奈(23)はブロック1本を含む21得点と大奮闘。抜群の攻撃力で第1セットを奪ったが、勝負どころでミスも重なって、最後はフルセット勝負に。しかし、第5セット序盤のミスで、いきなり0-5とビハインドを背負い、最後まで大きく響いた。キャプテンの細沼綾(24)は「5セット目の最初に、あれほどの点差を離されてからの追い上げは厳しい。レシーブを乱される場面が多かったので、今後の課題にしたい」と振り返った。

 今季から馬場大拓監督が就任したほか、外国籍選手3人が入れ替わり、チームも若返って再出発した。細沼は「今年はトライの年だと思う。段階を踏みながらチームの成果も上がってきている一方で、試合で勝ちきれず、もろさが出ている部分もある」と振り返る。この日は岡山の強いディフェンスに苦しめられ、自分たちのペースで試合を進めることが出来なかったという。馬場監督は「この試合展開の中、相手を上回るオフェンスのクオリティーを出せなかった。少人数のチーム状況で(2連戦目の)日曜日は疲弊する。もっとクオリティーを上げないと、苦しい展開になってしまう」と指摘した。

 来年の初戦は1月4、5日にSAGA久光スプリングスとアウェーで対戦。これから年末年始を迎えるが、1月1日も午後から練習を開始する予定。「日々、いい練習が出来ているので、ファンには結果でお返ししたい。優勝を目指し、チーム全員で努力していきたい」と指揮官。正月返上で新年初勝利を目指す。(中田 康博)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください