【紅白リハ】緑黄色社会、３年連続３回目の出場も「緊張感とか独特な雰囲気を感じる」

リハーサル取材に登場した緑黄色社会（カメラ・小泉　洋樹）

　大みそかの第７５回ＮＨＫ紅白歌合戦（後７時２０分）のリハーサル２日目が２９日、東京・渋谷のＮＨＫホールでスタートした。

　男女４人組バンド「緑黄色社会」は３年連続３回目の出場で「僕らはいきものだから」を歌唱する。今年の第９１回ＮＨＫ全国学校音楽コンクール（Ｎコン）中学校の部の課題曲だ。

　ボーカルの長屋晴子は「今年、Ｎコンで課題曲を作る大役をいただいて、今回はその曲をお披露する。私の中では、同じように悩み抱える方にも伝わる曲。しっかり届けたい。中学生の方とパフォーマンスする。精いっぱい披露したい。私もすごく刺激になる。歌い方も声も変わるような変化を感じるので、化学反応を楽しみにしています」と明かした。

　３年連続３回目の出場だが、長屋は「慣れない」と苦笑い。「今年（ＮＨＫに）入ったとたん、去年の記憶がよみがえって。緊張感とか独特な雰囲気を感じるねとメンバーと話していました。緊張します」。ベースの穴見真吾も「大道具さんとか美術の『今年もお願いします』という激励があって、背筋がピンと伸びて泣きそうになる」と話した。