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【高校サッカー】静岡学園が2―0で広島国際学院に快勝 1年前の雪辱果たす

スポーツ報知 / 2024年12月29日 20時21分

前半36分、静学・乾皓洋(中央)がシュートもGKに止められる

◆第103回全国高校サッカー選手権▽1回戦 静岡学園2―0広島国際学院(29日、浦和駒場スタジアム)

 2大会連続15回目の出場となる静岡学園は広島国際学院(広島)を2―0で倒した。

 広島国際学院には、前回大会の2回戦でシュート19本を放ちながら1点しか奪えず、PK戦で敗れた因縁がある。「先輩の借りを返す」と気合が入っていたイレブンは序盤から猛攻。MF原星也(3年)が俊足を生かして左サイドを突破してチャンスを作れば、右サイドバック望月就王(3年)も積極的に攻め上がる。

 そして前半17分、MF篠塚怜音(2年)がドリブルでゴール前へ。一度はGKにはじかれたシュートを自ら押し込んで先制だ。

 後半25分にはFW乾皓洋(3年)が追加点。前半に3度の決定機を外しており、「どこかで決めないといけないと思っていた」と安堵(あんど)した。川口修監督も「2点目を取れたのが大きかった」と目を細めた。

 もっとも、指揮官は「ロングボールが多く、自分たちのリズムのサッカーじゃなかった」と反省も。この日はシュート16本で2点。決定力を高めて、31日の高知(高知)との2回戦に臨む。

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