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大泉洋、母方の曾祖父は伊予鉄道駅長で日露戦争に…祖父は慶大卒のエリートも戦争に翻弄される人生送る

スポーツ報知 / 2024年12月29日 21時30分

大泉洋

 俳優の大泉洋(51)が29日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」(午後7時半)に出演した。

 北海道札幌市南区で育った大泉。この日は父・恒彦さんと母・正子さんもVTR出演。正子さんの祖先・清水家は愛媛県八幡浜市にルーツを持ち、曾祖父の肇さんも明治初期には同県松山市で暮らしていた。

 大正時代には伊予鉄道松山市駅の駅長をしていた肇さん。日露戦争最大の激戦で多くの戦死者が出た旅順攻囲戦に小隊長として参戦した記録も残っていた。

 大泉が「エリートだったと聞いてますよ」と話した祖父の泰(ゆたか)さんは松山東高から慶大経済学部に進学。伊予鉄道電気に入社し、電気事業に従事した。

 第一次上海事変勃発時は三等主計として出征も重傷を負い、帰郷。しかし、その5年後の第二次上海事変時にも召集され、戦地へ。5度召集されるなど会社と戦地を行き来する生活の末、戦時の配電統制令のもと失職という窮地にも陥った。

 大泉は5人の子供もいた祖父の過酷な人生に「自分だとしたら、空恐ろしいですよね。子供5人抱えて仕事がないって」とポツリ。

 それでも、泰さんは心機一転、北海道愛別町に移住。農業に従事した後、学んだ英語を生かし、中学の教師に転身。娘・正子にもハワイ育ちの妻・シズコと英語を教える家庭環境だった。

 学業優秀の正子は旭川東高に進学。下宿先で大泉の父・恒彦さんと出会い、結婚に至った。

 大泉は「おふくろの小さい時の苦労話はいっぱい聞いて、まあまあ貧しかったんですね。涙が出ました」と、しみじみ話していた。

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