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松島輝空、初参戦の中国超級リーグで収穫「本当にいい経験をさせてもらった」

スポーツ報知 / 2024年12月29日 21時32分

第2試合で張本智和と対戦する松島輝空

◆卓球◇Tリーグ(29日、東京・代々木第二体育館)

 男子の木下マイスター東京は2―3で琉球アスティーダに惜敗した。勝ち点1は上積みし、勝ち点30の4位で年内最終戦を終えた。

 東京は松島輝空が強行出場で気迫を見せた。膝と足首に不安を抱え、出場を悩んだが「年内最後で張本選手と試合をしたかった」と志願。第1試合のダブルスを田添健汰とのペアで勝利し、第2試合で相手エース・張本智和との対戦に臨んだ。

 出足から攻めのフォアハンドで先手を取り、第1ゲームを11―8で制すると、第2ゲームも1―6から10―10と追い上げる粘りを見せた。だが、このゲームを10―11で競り負けると、第3、4ゲームも落として1―3で敗戦。3―2で勝利した9月1日の前回対戦の雪辱を許し「2ゲーム目を取れなかったのは痛かった。まだまだ少し差があるのかなと思った」と受け止めた。

 今月中旬には中国超級リーグに招待を受け、初めて参戦した。ハイレベルな環境で8勝2敗と圧巻の結果を残し「まさか8勝2敗という結果になるとは思っていなかったけど、本当にいい経験をさせてもらった。その経験を全日本ではしっかりと生かして、一番いいパフォーマンスができればいい」。来年1月21日開幕の全日本選手権(東京体育館)では、初の頂点を見据えて戦う。

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