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神戸、ホーム開幕戦を快勝 今季は阪神・淡路大震災から30年 レタリック共同主将「本当に特別な年だというのはチームとして理解している」

スポーツ報知 / 2024年12月30日 6時0分

トライを決める神戸・松永貫汰(左)(カメラ・森口登生)

▽ラグビー・リーグワン 第1節 神戸 36(24―8、12―10)18 横浜(29日・ノエビアスタジアム神戸)

 2試合が行われ、神戸(旧神戸製鋼)は、横浜(旧キヤノン)を36―18で破り、今季初白星を飾った。ロックのブロディ・レタリック共同主将(33)の2試合連続トライなど、6トライに堅守で圧倒。阪神・淡路大震災から30年を迎える今季、ホーム開幕戦で見事勝利した。昨季王者のBL東京(旧東芝)は、相模原(旧三菱重工相模原)に61―8で勝利し、開幕2連勝となった。

 本拠地の大声援を背に、神戸フィフティーンが躍動した。前半2分、フッカーのジョージ・ターナー(32)がモールから先制トライを決めると、4トライを奪って24―8で前半を終えた。後半も2トライを記録し、レタリック共同主将は「前節(21日・静岡戦)からスキルの部分で成長が見られた」と今季初勝利を喜んだ。

 盤石の試合運びだった。立て続けにトライを重ねれば、守備ではW杯王者・南アフリカ代表でもある相手のSHファフ・デクラーク(33)を中心とした流れるようなパスワークにも対応。デーブ・レニーヘッドコーチ(61)も「特に守備が良かった。それで前半に好機をつくれたし、仕留めたいところで丁寧に仕留めきれた」と笑顔だった。

 ノエビアスタジアム神戸開幕戦となったこの試合。本拠地開催試合では、現リーグ発足後最多の1万5292人が来場した。レタリック共同主将は、阪神・淡路大震災から30年の節目と重なる今季に「本当に特別な年だというのはチームとして理解している」。時折「GO、GO、神戸!」の応援も飛ぶ中で勝利を届け、「試合後にファンの方々が笑顔になってくれていたり、神戸の旗を振ってくれていて、私たちも笑顔になる。自分たちが頑張る理由の一つ」と改めてサポーターの存在の大きさを口にした。

 リーグワン初優勝へ次節(1月5日・味スタ)は昨季王者、BL東京との一戦を迎える。李承信共同主将(23)は「より、自分たちのラグビーをできるように」と気合を入れた。アウェーの地から神戸へ、王者撃破の吉報を届ける。(森口 登生)

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