【中日】村松開人が「来年は全試合出場と、規定打席到達が目標」…地元・静岡で少年野球教室

プロ野球静岡県人会の野球教室で、ノックを見守る中日の村松開人（左から２人目、カメラ・伊藤　明日香）

　中日の村松開人内野手（２３）は２９日、地元の静岡・草薙球場で行われた。プロ野球静岡県人会の野球教室に参加した。阪神・岩崎優投手ら現役１２選手と、１７０人の小学生に指導を施した。「僕が子どもの頃、プレーしていた少年団の子だったり、対戦していたチームの子がいて、懐かしい気持ちになった。みんなレベルが高くて、野球を純粋に楽しんでいる子が多かったので、僕も元気になりました」と、ニッコリ。ノックでのグラブの出し方を身振り手振りで説明すると、球児から熱いまなざしを注がれていた。トークショーでは、守備と同じく軽快なトークを披露し、スタンドにかけつけたファンを喜ばせた。

　静岡高を経て明大から中日に入団した２年目の今季は、主に遊撃手として１０９試合に出場し、打率２割７分５厘、出塁率３割２分７厘を残した。最終的に規定打席に届かなかっただけに、来季の抱負を問われると「全試合出場と、規定打席到達を目標にしているので、それができるように頑張りたい」と意気込んだ。