【高校ラグビー】前回大会ＶのＡシード・桐蔭学園が計７トライの快勝発進 ２度目の２連覇へ視界良好

前半５分、桐蔭学園・１４番・草薙拓海（左）がトライ（カメラ・朝田　秀司）

◆全国高校ラグビー第３日　▽２回戦　桐蔭学園４８―７流通経大柏（３０日・花園）

　前回大会王者で、Ａシードの桐蔭学園（神奈川）が、流通経大柏（千葉）を下した。チーム合計７トライの快勝で、１９、２０年以来２度目の大会２連覇へ好発進を決めた。

　前半６分、ＷＴＢ草薙拓海（３年）のトライで先制。だが同１２分、相手ＣＴＢ宝起慎之助（３年）のトライ、ゴール成功で５―７と逆転を許した。

　それでも、同１５分にＳＯ丹羽雄丸（たける、３年）が、すぐさま逆転トライに成功。同３０分、ＦＢ古賀龍人（３年）にもトライが生まれ、１９―７で前半を折り返した。

　後半６分、草薙がこの日２つ目のトライを奪取。同９分には右フランカーの申驥世（しん・きせ）主将（３年）にもトライが生まれ、３１―７とリードを広げた。

　同１５分には申が連続トライ。同２０分にはＣＴＢ徳山凌聖（３年）がダメ押しのトライを決めた。試合終了間際にはＰＧが決まり、４８―７でノーサイドの笛が鳴り響いた。

　優勝候補が盤石の試合運びを見せ、３回戦へと駒を進めた。

※得点時間は速報値