【高校ラグビー】ノーシードの京都工学院、シード校の中部大春日丘撃破し９大会ぶりの３回戦進出決定

スポーツ報知 / 2024年12月30日 12時41分

後半、トライが決まり大喜びする京都工学院の選手たち（カメラ・馬場　秀則）

◆全国高校ラグビー第２日　▽２回戦　京都工学院１５―７中部大春日丘（３０日・花園第３）

　９大会ぶりにノーシードから出場の京都工学院は、Ｂシードの中部大春日丘（愛知）に勝利し、伏見工時代の、９５回大会以来となる３回戦進出を決めた。

　前半は両チームともに、一度も決定機を迎えることなく０―０で終えた。

　迎えた後半５分、ＳＯ杉山祐太朗（２年）のペナルティーゴールで先制に成功した。その後トライを奪われ、一時逆転を許したが同１３分にモールからトライを奪って再度逆転。同２３分にも同じ形からトライを記録し、試合を決定づけた。

　次戦は１月１日、国学院栃木との３回戦（花園第１）に臨む。大島淳史監督は「多くの方が応援をしてくださっているし、待ってくれているという話はチームでも話をしてきた。第１グラウンドでもう一度シード校を倒して、準々決勝に行くと言うことは今大会に入る時から、ずっと選手たちに伝えてきたこと。それを達成したい」と、さらに目線を先へ向けた。

※得点時間は速報値