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高橋藍、18得点で五輪イヤー白星締め「3年間、何してきたんだろうと」「本当にいい1年になった」

スポーツ報知 / 2024年12月30日 17時43分

18得点を稼いだ高橋藍(カメラ・岩田 大補)

◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ 第10節第2日 サントリー3(25―16、27―25、22―25、25―18)1名古屋(30日、エディオンアリーナ大阪)

 昨季Vリーグ覇者で今季リーグ4位のサントリーが年内最終戦で同3位の名古屋に3―1で勝利し、今季12勝目(6敗)を挙げた。

 前日は2セットを連取しながら第3セットで流れを失い、フルセットの末に逆転負け。この日も第1、2セットを取って第3セットを落とす展開となったが、第4セットで8―7から4連続ポイントを挙げるなど、今月5度目の対戦となった名古屋に最後まで主導権を与えなかった。高橋藍はスパイク決定率81%、計18得点と躍動。「3セット目を取り切れなかったことを引きずらず、4セット目しっかりと自分たちのペースを握りながらやれていたので、そこが昨日とは違う部分だった。年内最後を勝てて、非常に重要ないい試合になった」とうなずいた。

 今年はパリ五輪に出場し、10月からは初めて国内リーグでプレーしている。先週の天皇杯では、サントリーで初のタイトルも獲得。1年を振り返り、「(五輪は)メダル獲得を掲げてやってきた3年間の集大成でもあった。負けたときは『3年間、何してきたんだろう』という思いが強かったんですけど、今はそこで勝っていくために何が必要かを、22歳で経験できたとプラスに捉えて、本当にいい1年になったと思う。(来年も)変わらず、常に強くなっていくことが目標」と来年の抱負を掲げた。大舞台での涙を糧に、年男で迎える2025年も飛躍を続ける。

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