【レコ大】ＩＬＬＩＴ、喪章を着けてパフォーマンス、チェジュ航空機の爆発・炎上事故うけ

喪章を着けてパフォーマンスしたＩＬＬＩＴ（カメラ・今成 良輔）

　５人組ガールズグループのＩＬＬＩＴ（アイリット）が３０日、東京・初台の新国立劇場で行われた「第６６回輝く！日本レコード大賞」（日本作曲家協会主催）の授賞式に出席した。

　新人賞に選出された５人は、左胸に喪章を着けてヒット曲「Ｍａｇｎｅｔｉｃ」をパフォーマンス。ＩＲＯＨＡは「故郷でもある日本でも新人賞を頂いて、このステージに立たせて頂き、光栄です」と喜びをかみ締めた。

　日本時間２９日午前９時ごろ、韓国南西部全羅南道の務安（むあん）国際空港で乗客乗員計１８１人を乗せたタイ・バンコク発のチェジュ航空機の爆発、炎上事故が発生。来年１月４日までを「国家哀悼期間」に指定し、韓国グループの音楽番組への出場が懸念されていた。

　ＩＬＬＩＴはこの日、所属事務所を通じて「旅客機事故の犠牲者に深い哀悼の意を表し、誰よりも大きな痛みを抱えているご遺族の方々にもお見舞い申し上げます。事前に予定されていた日本レコード大賞、ＮＨＫ紅白歌合戦のステージに立つことになりましたが、哀悼の気持ちをもって臨みます。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします」とコメントしている。

　特別国際音楽賞を受賞したＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭ、優秀作品賞のＮｅｗＪｅａｎｓも喪章を付けて歌唱した。