佐々木朗希、面談時に現役選手の同席拒否 ダル、大谷ら浮上も…代理人明かす
スポーツ報知 / 2025年1月1日 5時0分
ロッテからポスティングシステムでメジャーに挑戦する佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるJ・ウルフ氏が30日(日本時間31日)に、日米メディアの取材に応じ、各球団との面談時に佐々木が現役選手の同席にNGを出したことを明かした。
獲得意思を示した20球団から、佐々木が選んだ複数球団と8日間にわたって面談。「25歳ルール」によって格安で契約できるとあり、ウルフ氏は「朗希映画祭のようだ」と人気に驚いた。交渉する球団の公平性を保つため「1球団2時間以内」、「ロサンゼルスの(代理人)事務所での面談」を要望。各球団に「投手育成プログラムを詳細に教えてほしい」と“宿題”を出し、「世界一の投手になるために何をしてくれるか」という基準で1次面談を行った。佐々木は積極的に質問をしていたという。
面談ではダルビッシュ(パドレス)、大谷(ドジャース)ら、チームの日本人選手やスター選手が同席して口説く計画も浮上していたが、佐々木が選手の出席を拒否。昨オフ、山本の交渉に大谷が起用されたようにスター選手の交渉参戦は珍しくないが、今後の関係性や相手の負担、情に流される可能性なども考慮してか、各球団の出席者はGMや監督、投手コーチら首脳陣のみだった。
契約は「国際ボーナスプール」の25年分が適用される15日から、ポスティングの期限となる23日(同24日)までに行われるが、「(15日にすぐサインするとは)現時点では思っていない」とウルフ氏。一時帰国中の佐々木は、再渡米して最終的な絞り込みに入る。
◆スター選手の獲得交渉参戦 昨オフの山本の交渉にはドジャースから入団決定直後の大谷に加え、フリーマンや捕手のスミスらが参加。大谷が最終的にエンゼルス入りを決めた17年オフには、ドジャースはカーショー、ジャイアンツはポージーらが参戦した。今オフ、メッツと史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1170億円=契約発表時のレート)を結んだソト争奪戦では、メ軍は主力のリンドアが同席したとされる。
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