錦織圭 世界１９位にフルセットで逆転勝ち 「自信になる特別な勝利。チャンスあると思っていた」 香港オープン

錦織圭（カメラ・吉松　忠弘）

◆男子テニス　▽香港オープン　第３日（１日、香港）

　元世界ランキング４位、現同１０６位の錦織圭（ユニクロ）が逆転でベスト８に進出だ。同１９位で第３シードのカレン・ハチャノフ（ロシア出身）に４－６、６－３、７－５とフルセットの末に逆転した。主な一問一答は次の通り。

―　この勝利は特別か。

　「もちろん、自信になる特別な特別だ。昨年と合わせても、最もいい勝利だと思う。ただ、まだ終わってないので」

―　第２セットも負けていた。

　「負けを覚悟していた。なかなかうまくいかなくて。少しずつフォアが入るようになって。どうやって勝ったのかなぁ」

―　最初硬かったように見えたが。

　「ラケット（ストリングスのテンション）が合わなくて。（張りが）緩くて（球が飛んで）怖くて打てなかった。３－４で新しいラケットが戻ってきてから、打て始めた」

―　タフな試合だった

　「チャンスはあると思っていた。（相手が）この速いサーフェスが、決して得意とは思っていなくて。その辺は分があるかなと」

―　最高のスタートを切れた。

　「今のところいいと思う。プレーも良かったので、かなり自信になる。アグレッシブになれた」