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【高校サッカー】上田西が矢板中央に2―0勝利で7大会ぶり8強進出…20本超のロングスローを耐え抜きロングスローから得点

スポーツ報知 / 2025年1月2日 13時49分

後半21分、チーム2点目を決める上田西・柳沢纏(カメラ・今西 淳)

◆第103回全国高校サッカー選手権▽3回戦 上田西2―0矢板中央(2日・フクダ電子アリーナ)

 2大会連続14度目の出場の矢板中央(栃木)と7大会ぶり3度目の出場の上田西(長野)が対戦し、上田西が2―0で勝利した。

 試合開始直後、決定的なチャンスを迎えたのは矢板中央だった。前半2分。FW堀内凰希(3年)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。しかし、MF渡部嶺斗(3年)がゴール右に蹴ったボールを上田西GK牧野長太朗(3年)がコースを読んでストップした。すると同11分に上田西がゴール前でGKがはじいたこぼれ球をDF東風谷(こちや)崇太(3年)がゴールに押し込んで先制点を奪った。

 その後も矢板中央がロングスローなどでゴール前に攻め込むもゴールは奪えずに上田西の1点リードで折り返す。

 後半も矢板中央が一方的に攻め込む展開が続いたが、前半から合計20本超のロングスロー攻撃を耐え抜くと、後半21分に上田西がロングスローからFW柳沢纏(まとい、3年)が頭で押し込んで追加点を奪った。終盤も何度もゴール前に攻め込まれたが、全員が体を張ってリードを守り抜き、上田西が7大会ぶりの8強に進出した。

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