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箱根駅伝5区「4代目山の神」の青学大・若林宏樹はゴール後精根尽きて座り込む「最高に気持ちよかった」

スポーツ報知 / 2025年1月2日 14時22分

往路のゴール後に精根尽き果てていすに座り込む青学大の若林宏樹(4年)

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走往路  (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 前回総合優勝した青学大が、4区で太田蒼生(あおい、4年)が日本人最高タイムの区間賞で3位から2位に浮上し、5区で若林宏樹(4年)が1時間9分11秒の区間新記録の快走で、箱根山中で中大を逆転。2年連続7度目の往路優勝のゴールテープを切った。2年連続8度目の総合優勝へ王手をかけた。

 若林はゴール後、原晋監督と他の3選手とともに優勝インタビューに答えた。原監督も「最後、若林がですね。若乃神ここに降臨、という形でですね、頑張ってくれました。学生達が一年間努力した姿がここに実を結んだと思います」と日本テレビの過去の名実況を引き合いに出して、逆転Vの立役者・若林をねぎらった。

 壇上に立った若林も「最高に気持ちよかったです。(1時間)8分台を狙っていたので、ちょっと悔しいところもあったんですけど、大満足です。自分だけでなく、全員でつかみ取った往路優勝だと思うので、(復路のメンバーに)いい刺激を与えられたかなと思います」と笑顔で話した。

 ところが、箱根の山を駆け上がった疲労から、その直後に立ち上がれなくなり、イスに座り込んだ。ラジオインタビューには応じられず、心配した原監督ら関係者に声をかけられる一幕もあった。

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