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【高校サッカー】明秀学園日立が帝京をPK戦で下し8強入り 帝京は歴代最多に並ぶ68勝目逃す

スポーツ報知 / 2025年1月2日 16時4分

後半、先制ゴールを決めた明秀日立・柴田健成(左)(カメラ・上村 尚平)

◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽3回戦 明秀学園日立(茨城)1(PK5―4)1帝京(東京B)(2日・U等々力)

 2023年の高校総体優勝の明秀学園日立がPK戦の末、戦後最多タイ6度の選手権優勝を誇る帝京を下した。

 後半1分、ペナルティーエリア内でボールを受けた明秀学園日立MF柴田健成(3年)が左足を振り抜き、グラウンダーで逆サイドネットに突き刺した。

 後半29分、帝京が同点に追いついた。中央からパスを受けた途中出場のFW宮本周征(2年)が左足でシュートし、GKがはじいたこぼれ球をこちらも途中出場のFW土屋裕豊(ゆうと、3年)が左足で押し込んだ。

 試合は80分間を1―1で終え、PK戦に突入。明秀学園日立GK重松陽(はる、3年)が帝京の2番手キッカーをストップした。明秀学園日立は5人全員が成功した。

 明秀学園日立はチーム最高成績、17年度大会の8強に並んだ。帝京は勝てば首都圏開催となった1976年度以降で歴代最多の国見(長崎)の記録に並ぶ68勝目だったが、わずかに届かず。2002年度大会以来、22大会ぶりの8強入りを逃した。

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