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【高校サッカー】高川学園『トルメンタ』不発で敗退 “進化版”6パターン用意もCK1本で発動ならず

スポーツ報知 / 2025年1月2日 16時55分

静岡学園・原星也(手前)に突破を許した高川学園イレブン

◆第103回全国高校サッカー選手権▽3回戦 高川学園(山口)0―2静岡学園(静岡)(2日・浦和駒場スタジアム)

 高川学園は秘技『トルメンタ』が不発に終わり、静岡学園(静岡)に0―2と敗れてベスト16敗退となった。初戦では前回王者の青森山田に対し、手をつないだ複数の選手たちがぐるぐると回ってマークを外すセットプレー『トルメンタ』(スペイン語で嵐の意味)で先制点を奪い、2―1と勝利。この日も前半13分、1本目のCKで『トルメンタ』を発動したが、ファウルを取られて不発。後半はCKを1本も取れず、2失点を喫して敗れた。

 キャプテンのDF沖野眞之介(3年)は「(静学は)DFラインに強い選手が多くて、最後セットプレーでトルメンタを見せられなかったのは残念」と話した。この試合に向け「両サイド合わせて6パターンほど」(沖野)のトルメンタを準備していたが、披露できず。高川学園の江本孝監督は「今日もおもしろいことをやろうとしていたんですよ。トルメンタの進化版を、ちょっとやりたかったんですけど」と悔しがった。

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