【箱根駅伝】「チャラいは褒め言葉」青学大、明るさの裏で猛練習 原晋監督の「あいたいね大作戦」に応えた
スポーツ報知 / 2025年1月3日 5時10分
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走往路(2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)
前年覇者の青学大が5時間20分1秒で2年連続7度目の往路優勝を果たし、2年連続8度目の総合優勝へ王手をかけた。
青学大は優勝会見でも無類の明るさを見せた。今大会に向けて原晋監督(57)は「あいたいね大作戦」を発令。それに関連して「総合優勝してバラエティー番組の出演があったら会いたい人はいますか」という質問が出ると、往路優勝メンバー5人は満面の笑みで次々と返答した。1区の宇田川瞬矢(3年)は「(フリーアナウンサーの)田中みな実さん、森香澄さんです。僕、あざとい女性が好きなんです」と笑いを誘えば4区の太田蒼生(あおい、4年)は「Mrs.GREEN APPLEさん。欲を言えばナマ歌を聴きたいです」とアピールした。原監督は苦笑いしながら眺めていた。
「チャラいは褒め言葉です」と指揮官が言うようにチームは底抜けに明るいが、その裏で地道に泥臭い練習を重ねている。練習グラウンドでのメイン練習とは別に、選手寮と練習グラウンドの往復10キロをほぼ毎日走る。練習量はどのチームより多い。オンとオフの切り替えが青学大の強さの理由の一つだ。
例年12月10日に登録メンバー16人が決まった後、その16人だけは車の送迎があり、往復10キロの練習量が減る。結果的に疲労が抜けて、新春の本番で調子がピークに達する。勝負強さの理由の一つでもある。
5区途中まで、1万メートル平均タイムトップの中大に後れを取ったが、往路を終わってみれば青学大の勝負強さが際立った。
「速い」より「強い」。箱根路の王者になる条件だ。(竹内 達朗)
1区10位・宇田川瞬矢「区間賞はもちろん狙っていたので、かなり悔しいなって思います。後半ちょっと苦しい展開になったんですけど、最後はちょっとでも近づけたかなっていうふうに思う。大手町で笑えるように応援したいと思います」
3区3位・鶴川正也「走れはしたんですけど、自分の思い通りに結果が出なかったので、まだまだ弱いなと思いました。後半はもっと中央大さんに追いつくイメージだったんですけど、離されていたので力のなさを感じました」
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