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【箱根駅伝】往路8位の立大・高林祐介監督は初の運営管理車に「選手の背中を押すような声かけができた」63年ぶりのシードへ

スポーツ報知 / 2025年1月2日 20時0分

高林祐介監督(カメラ・今成 良輔)

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走往路(2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 予選会トップ通過だった立大は、往路8位で63年ぶりのシード権獲得へ大きく前進した。1区・吉屋佑晟(3年)が区間16位と出遅れるなど苦戦し、4区までは12位とシード圏外に沈んでいた。そんな中5区の山本羅生(4年)が区間5位の走りを見せ、一気に順位を8位まで引き上げた。昨年4月に駒大コーチから就任した高林祐介監督は「シード権にこだわってやっている。思いを込めて走ってくれた」と感謝した。

 高林監督にとって、指揮官として初めて迎えた箱根駅伝。駒大での選手時代は運営管理車から恩師・大八木弘明総監督の“ゲキ”を受けて走り続けた。今回は初めて自身が選手を鼓舞する立場となったが、運営管理車は「楽しかった」という。「何をしゃべろうとか考えていたんですけど、いざ乗ってみると、思いのままに話した感じでした。少しは、選手の背中を押すような声かけができたんじゃないかな」と目を細めた。

 今回シード権を獲得すれば、2009年の明大の43年ぶりを上回る、63年ぶり。最長ブランクでの復活を目指す勝負の復路へ、「明日も、(選手と)一緒になって頑張りたいと思います」と新監督の“ゲキ”で鼓舞し続ける。

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