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【高校サッカー】上田西「ミツバチ軍団」が矢板中央の猛攻を無失点に封じる…白尾秀人監督「選手の成長に感動してます」

スポーツ報知 / 2025年1月2日 20時1分

8強に進出し応援団とチャントを歌う上田西イレブン(カメラ・今西 淳)

◆第103回全国高校サッカー選手権▽3回戦 上田西2―0矢板中央(2日・フクダ電子アリーナ)

 2大会連続14度目の出場の矢板中央(栃木)と7大会ぶり3度目の出場の上田西(長野)が対戦し、上田西が2―0で勝利した。

 何度もピンチを迎えたが、黄色のユニホームを着た上田西は体を張ってゴールを死守した。格上と目された矢板中央に被ロングスロー20本超、被シュート17本(上田西9本)と攻め込まれながらつかんだ勝利に、白尾秀人監督は「黄色のミツバチ軍団。蜂のようにさしてみんなが体を投げ出してくれた。選手たちの成長に感動してます」とたたえた。

 前半2分にPKを献上したが、GK牧野長太朗(3年)が左に飛んで完璧なセーブを見せると、同11分に上田西がゴール前でGKがはじいたこぼれ球をDF東風谷(こちや)崇太(3年)がゴールに押し込んで先制。さらに後半にも追加点を奪って、7大会ぶりに8強に進出した。白尾監督は「攻撃と守備のところで足を振る、体を投げ出すということを言ってきた。最後にヒーローになるか、ならないかという話しをしていたので、相手より気持ちと体を投げ出した勝利、ゴールかな」とうなずいた。

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