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【箱根駅伝】往路4位の駒大・藤田敦史監督「最後は信じて送り出したい」復路に佐藤圭汰、伊藤蒼唯ら主力を残す

スポーツ報知 / 2025年1月2日 21時23分

往路4位でゴールする駒大5区・山川拓馬(カメラ・相川 和寛)

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走往路(2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 2年ぶりの王座奪回を狙う駒大は、トップ青学大と3分16秒差の往路4位から総合優勝に挑む。1区の帰山侑大(3年)が得意のスパートを光らせて区間2位と好スタートを切ると、初のエース区間2区を担った主将の篠原倖太朗(4年)も区間4位と踏ん張った。

 3、4区は藤田敦史監督が「未来を見据えて並べた」と期待を込めた、谷中晴(1年)と桑田駿介(1年)。気持ちのこもった走りで谷中は区間6位、桑田は区間4位と好走だった。今季11月の全日本大学駅伝でインパクトのある快走を見せた5区の山川拓馬(3年)も区間4位と安定感のある走りだったが、終盤で早大に抜かれてチームは4位となった。

 まだ優勝への道は完全には途絶えていない。復路には1年時に6区区間賞の伊藤蒼唯(3年)、今季は故障の影響で駅伝未出走だが、3000メートルと5000メートルで屋内日本記録を持つエース・佐藤圭汰(3年)も補欠に控えている。就任2年目の藤田監督は「自信を持って戦える。最後は信じて送り出したい」と逆転だけを見据え勝負の復路へ向かう。

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