ノア「激震」大和田侑も清宮海斗に「造反」…「清宮のことがずーっと大嫌いだったんだよ」…1・2新宿全成績
スポーツ報知 / 2025年1月3日 9時50分
◆プロレスリング・ノア「NEW YEAR REBOOT 2025」(2日、新宿FACE)観衆480
プロレスリング・ノアは2日、新宿FACEで「NEW YEAR REBOOT 2025」を開催した。
第1試合前に全カードが発表となった大会で第4試合の6人タッグマッチで大和田侑が「TEAM 2000 X」に電撃加入。昨年11月のOZAWAに続く「造反」で新春の方舟が激震に見舞われた。
異変は第2試合の「NOAH THE TAG RUMBLE」で起こった。丸藤正道とのタッグで出場した大和田が丸藤をオーバーザトップロープに追い込み、旗揚げからノアを支え続けたレジェンドに造反した。怒り心頭の丸藤はイスを手に控室まで大和田を追いかける緊迫の事態が発生した。
迎えた第4試合。「T2000X」で元日の日本武道館でGHCタッグを奪取したジャック・モリス、WWEのオモスのパートナーは「X」とアナウンスされたが、入場テーマが流れると花道に姿を見せたのは漆黒の「T2000X」Tシャツに身を包んだ大和田だった。
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、カレノ・デル・マル、サクソン・ハックスリーと対戦した大和田は、ブーイングを浴びながら強烈なストピングで敵を圧倒。最後は、身長2メートル21“ナイジェリアの大巨人”オモスが9分36秒、ダブルチョークスラムでデル・マルを沈め勝利した。
リング上で「X」ポーズを決めた大和田は、バックステージで「俺はな、清宮のことがずーっと大嫌いだったんだよ。OZAWAが言ってる暴露。あれは全部真実なんだよ。だから俺はOZAWAに師事してきたよ。そうだ、今日から俺もTEAM 2000 Xだ、このヤロー」とほえまくった。思えば大和田は昨年2月28日に拳王と組んで清宮、大岩陵平との対戦へ向けた会見で「僕は清宮さんより拳王さんが好きです。なぜなら、デビュー祝いにこのオーダースーツをプレゼントしていただいたからです。清宮さんから何もありませんでした」と暴露。この時から清宮への嫌悪を募らせ今回の造反につながったとみられる。
参謀のヨシ・タツは「オフィシャルメンバーだ。大和田、よーく覚えとけ」と加入を認めると大和田は「あとな、NOAH道場? クソ食らえ!」と神聖な道場をも罵倒した。
大和田は、メインイベントで清宮、拳王と対戦したOZAWA、ダガのセコンドにも付いた。昨年2月から3月にかけて開催された新タッグリーグ戦「Victory Challenge Tag League」で拳王からパートナーに抜てきされ飛躍。当時は師匠と仰ぎ、恩人とも言える拳王へ場外でストンピングを連発し決別した。
OZAWAに続く大和田の造反。将来、方舟を背負って立つことを期待される若手の有望株が続々と極悪軍団へ加入する異常事態。清宮の人望のなさが原因なのか…それとも団体内に別の病巣があるのか。今年のノアは、リング外の人間模様がリアルに反映する目が離せないスキャンダラスな闘いへ突入した。
◆1・2新宿大会全成績
▼タッグマッチ
清宮海斗、○拳王(17分04秒、首固め)OZAWA、ダガ●
▼GHCナショナル選手権試合
○王者・征矢学(13分36秒、弾道→片エビ固め)挑戦者・タダスケ●
▼6人タッグマッチ
ジャック・モリス、○オモス、大和田侑(9分36秒、ダブルチョークスラム→体固め)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、カレノ・デル・マル●、サクソン・ハックスリー
▼シングルマッチ
○遠藤哲哉(14分16秒、バーニングスタープレス→エビ固め)小峠篤司●
▼NOAH THE TAG RUMBLE
○望月成晃、杉浦貴(16分35秒、オーバーザトップロープ)佐々木憂流迦●、タイタス・アレクサンダー
※他に出場は、マサ北宮&ブラックめんそーれ、LJ・クリアリー&ゾザヤ、アレハンドロ&カイ・フジムラ、潮崎豪&モハメド ヨネ、谷口周平&大原はじめ、丸藤正道&大和田侑
▼6人タッグマッチ
○HAYATA、YO―HEY、菊池悠斗(11分21秒、腕固め)Eita●、AMAKUSA、宮脇純太
外部リンク
- 「DDT」遠藤哲哉、プロレスリング・ノア「本格参戦」表明…いきなり征矢学「ナショナル王座」挑戦へ「俺の心を熱くしてくれた」…1・2新宿全成績
- 鈴木秀樹、「全日本プロレス」新入団で改心…「SNSは少し気をつけます。みんなに優しくしよう」…1・2後楽園
- 新春恒例「バトルロイヤル」青柳亮生が制覇…賞金100万円をゲットし「全日本プロレスジュニアをさらに向こうに持って行きます」…1・2後楽園全成績
- 「5冠王」斉藤ジュン、3日に世界タッグ挑戦「鈴木秀樹&関本大介」へ予告「絶対防衛してやる…覚悟しろ。DOOM!」…1・2後楽園全成績
- 宮原健斗、デイビーボーイ・スミスJr.とのタッグで新年初戦「快勝」…2025年のターゲットを絶叫「世界タッグ、三冠、必ず巻くぞ!待っておけ」
この記事に関連するニュース
-
「GHC新王者」OZAWA、大和田侑「T2000X」電撃加入に高笑い「ザコ宮のハラスメントに耐え、生き残った数少ない仲間!」…1・2新宿全成績
スポーツ報知 / 2025年1月3日 10時35分
-
KENTA、「T2000X」に袋叩きされた拳王を「救出」…共闘予告「自分の意志でここに来た…俺の心は決まってるよ」…1・2新宿全成績
スポーツ報知 / 2025年1月3日 10時15分
-
「元GHC王者」 イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、1・11後楽園でノア「ラストマッチ」電撃発表…「今はメキシコに帰って充電をする時」…1・2新宿全成績
スポーツ報知 / 2025年1月3日 10時5分
-
「DDT」遠藤哲哉、プロレスリング・ノア「本格参戦」表明…いきなり征矢学「ナショナル王座」挑戦へ「俺の心を熱くしてくれた」…1・2新宿全成績
スポーツ報知 / 2025年1月3日 9時25分
-
OZAWAに敗れた清宮海斗、大会後に「X」でブーイング「ショック」を告白「悔しいけど、世論をしっかり受け入れる」…1・1日本武道館全成績
スポーツ報知 / 2025年1月2日 7時16分
ランキング
-
1「大変危険ですので…」呼びかけ無視 中国人インフルエンサーが箱根5区で車道ラン&併走撮影で炎上→謝罪
スポニチアネックス / 2025年1月5日 10時33分
-
2“大谷効果”でド軍がっぽり190億円 韓国市場も拡大か…逸材移籍で米記者指摘
Full-Count / 2025年1月5日 11時55分
-
3バスケ観客席に大物俳優&芸人「なんでいるの?」 東京から960km離れた場所に現れ「世界線凄すぎ」X騒然
THE ANSWER / 2025年1月5日 6時13分
-
4箱根駅伝中継に10秒だけ映った「品の良さ」が話題 距離があっても…65歳紳士の行動に集まる称賛
THE ANSWER / 2025年1月5日 7時13分
-
5巨人・岡本和真は今季ますます「便利屋」扱い…左翼配転も大歓迎、守備“三刀流”でメジャーへ猛アピール
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月5日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください