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【箱根駅伝】7区の駒大・佐藤圭汰が区間新を27秒上回る快走で11キロ通過 首位の青学大を猛追中

スポーツ報知 / 2025年1月3日 9時50分

駒大・佐藤圭汰

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 6区で駒大のエース・佐藤圭汰(3年)が快走を見せている。2位の中大と18秒差で受けると、洛南高の後輩でもある岡田開成(1年)を序盤に抜かし、区間新記録を27秒上回るハイペースで11キロを通過。首位の青学大を追いかける。

 佐藤は前回の箱根駅伝デビュー戦で3区を担い、青学大の太田蒼生(4年)に逆転され、「悔しい気持ちでいっぱいですし、本当にチームに申し訳ない」と振り返っている。悔しさをバネに1月は5000メートル(屋内)で13分9秒45、2月は3000メートル(屋内)で7分42秒56と2レース連続で室内日本新記録を樹立。夏は米国へ渡り、一人武者修行。地力もつけた。「前回自分が逆転されてそこから悪い流れになってしまったので、しっかり借りを返す」とリベンジに燃えている。

 今季は故障の影響で昨年10月の出雲駅伝、同11月の全日本大学駅伝未出走も、箱根駅伝へ照準を合わせて丁寧にトレーニングを重ねてきた。今回は約10か月ぶりのレースとなる佐藤。世界を見据えるエースが駒大を勝利へ導く。

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