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【箱根駅伝】東洋大、薄氷9位で20年連続のシード権獲得 継続中では最長、最後は“四つどもえ”で競り勝つ

スポーツ報知 / 2025年1月3日 13時42分

9位でゴールした東洋大・薄根大河(カメラ・頓所美代子)

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 優勝4度で前回4位の強豪・東洋大が、19年連続で守り続けてきたシード権をなんとか保持した。総合9位で、継続中としては最長、20年連続のシード権(10位以内)獲得を果たした。

 今大会は往路から苦しい戦いを強いられた。1、2、3、5区のメンバーを変更。チームのエース格である石田洸介(4年)と梅崎蓮主将(4年)がともにアキレスけん痛により、それぞれ1区、2区から外れた。急きょオーダー変更を余儀なくされ、序盤は出遅れたが4区・岸本遼太郎(3年)が区間3位の力走で巻き返し。5区の宮崎優(1年)も粘り、往路9位で終えていた。

 復路は一時シード圏外で走ったものの、8区・網本佳悟(3年)が区間2位の快走を見せて再びシード圏内へ。最終走者の薄根大河(2年)は、帝京大、順大、東京国際大と8位~11位を争う“四つどもえ”となった。薄根の意地の走りでシード権死守。強豪校の底力を見せた。

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